2009年12月30日

【HNR-4】地中海をわたる風/ナターシャ・オークリー

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地中海をわたる風 (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)

<あらすじ>
ニローリ王国の王女イザベラは会議室でドメニクを待っていた。ホテルグループの経営者である彼に直接会い、ニローリでのリゾート建設に関する交渉をまとめるために。このプロジェクトの成功で、私の価値が決まる。緊張しながら待つイザベラだったが、彼はなかなか現れなかった。ドメニクはカメラのモニター画面でイザベラを見ていた。約束もせずに押しかけてきた相手に会う理由などない。だが、彼女は大変美しい。ここはひとつ、会って話してみるのもいいかもしれない。真摯に仕事に取り組むも評価してもらえないイザベラ。取引相手のドメニクは、そんな彼女の真価を見抜けるのだろうか。


妻子を火事で亡くし、自分自身も大きな火傷を負ったドメニク。そんな彼に出会った瞬間から目を離せなくなったニローリ王国の王女イザベラ。
日の出を眺める場面があるのですが、彼が亡くなった妻について「小さなことでも特別にするのが上手だった。特別何もしていないのに、最高だったという気分にしてくれる」と語るシーンがじわっときます。本当の愛って、こういうことなんですよね。
それだけ深い愛を持っていた相手を奪われ、亡霊のように生きている彼を幸せにするために王女ががんばります。

★★★






新書: 184ページ
出版社: ハーレクイン (2008/07)
ISBN-10: 4596742243
ISBN-13: 978-4596742247
発売日: 2008/07

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2009年08月30日

【HNR-7】心のシンフォニー/レイ・モーガン

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心のシンフォニー (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)


<あらすじ>
王位継承者の選定に苦慮するニローリ王室から次期国王就任という異例の打診を受けたアダム・ライダーは六歳の息子ジェレミーを連れてニローリへやってきた。経営する映画制作会社が買収の危機にさらされている今、王位につくことは会社を守る資金を手に入れる最後のチャンスだ。だが亡き皇太子の婚外子という立場が障害となり、交渉は難航する。そんな中、彼はピアノ教師のエレナと出会う。問題児のジェレミーの心をたちまちつかんだ彼女の様子を見て、アダムは決意した。エレナに息子の面倒をみてもらおう。あわよくば、僕の情熱に関しても。



実は目が見えないヒロイン。それも天性のものではなく、13歳のときに後天的に見えなくなったため、より強く生きてきた。両親もなく、孤独に暮らす彼女に残された夢は、ニューヨークで音楽療法の勉強をすること。そのためにはお金が必要だと、アダムとジェレミーの親子を離れに滞在することを承諾します。
初めのうちは、口説かれているのはヒロインだったはずが、最後には口説き落とすというパターンが素敵ですね。もうちょっとじんわりした話になるかと思いきや、意外とからっとしていてそこがちょっと不満。。。


★★★





新書: 184ページ
出版社: ハーレクイン (2008/10)
ISBN-10: 4596742278
ISBN-13: 978-4596742278
発売日: 2008/10
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2009年08月26日

【HNR-6】王女の運命/ロビン・ドナルド

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王女の運命 (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)



<あらすじ>
地中海の島国ニローリでぶどうの木を枯らす病気が発生し、対策に奔走するマックス王子はいとこのローザに助けを求めた。ローザは幼いころから科学に興味を持ち、今はニュージーランドでぶどうの病気の感染を抑える研究をしている。マックスの求めに応じて帰国するローザの気持ちは複雑だった。十六歳のとき、年上のマックスに熱を上げたが相手にされず、それ以来、彼との間に見えない壁を感じているからだ。空港でローザを出迎えたマックスは、久しぶりに会った彼女がセクシーな大人の女性に成長しているのを見て唖然とした。だが、ローザはいとこだ。いくら謎めいた瞳に魅力を感じても。


ニローリ王国の後継者を巡るシリーズ「ニローリ・ルールズ」の第6弾。全8作なので、かなりの数の後継者に去られ、追い詰められた様相になってきています。

家訓により親戚同士の婚姻が禁じられているのに、惹かれあういとこ同士の二人。実は血縁ではなかったという事実があきらかになるのですが、どうもその辺から面白くなくなって・・・むむっ。
ロマンチックな言葉の羅列がなく、けっこう実務的なのが残念。

★★★



新書: 184ページ
出版社: ハーレクイン (2008/09)
ISBN-10: 459674226X
ISBN-13: 978-4596742261
発売日: 2008/09
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2009年08月25日

【HNR-3】プリンスとスキャンダル/キャロル・マリネッリ

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プリンスとスキャンダル (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)

<あらすじ>
メグはヨーロッパを旅行しながら兄のアレックスを訪ねてニローリにやってきた。ところが港に迎えに来るはずの兄は姿を見せず、やむなくメグは旅費の足しにカジノのキッチンで皿洗いを始めた。最初の晩、彼女が働くキッチンにルカ・フィエレッツァが現れた。ニローリの王子であり、カジノのオーナーでもある彼はまぶしいほど容姿端麗で威厳に満ち、セクシーだ。危険だわ。メグの心の中で警鐘が鳴り響くと同時に、ルカは鋭い瞳で彼女を見据え、明日には別の仕事を用意すると告げた。


ニローリ王国の後継者をめぐるシリーズの第3作。今回は前作で登場したドクター・アレックスの妹であるメグ(メガン)とルカ王子のお話です。

バックパッカーとしてニローリ王国を訪れたメグ。兄アレックスに会えなかったため、お金を稼ぐためにニローリのカジノのキッチンで働き始めます。働く彼女に目をつけたのがルカ王子。遊び人として名をはせる彼のことを知らなかったメグ。彼の誘いも拒否していたのですが、宝石の盗難疑惑をかけられ、投獄されてしまいます。このまま勾留されるか、それともルカの誘いを受けて彼の恋人として過ごすかと迫られます。

彼女は12歳まで不幸な親の元で育ち、兄アレックスが引き取られた家庭で育ちます。しかし、過去の心の傷のせいで、摂食障害の過去が。その病に再び襲われる恐怖を抱えながら、旅で自分自身を勇気づけようと真摯に生きる姿が素敵です。

★★★


新書: 183ページ
出版社: ハーレクイン (2008/06)
ISBN-10: 4596742235
ISBN-13: 978-4596742230
発売日: 2008/06
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2009年08月15日

【HNR-8】誘惑のパフューム/ペニー・ジョーダン

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誘惑のパフューム (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)

<あらすじ>
ナタリアはニローリ国王からの極秘の要請に呆然とした。今はハディヤ首長国のシークとなっているカディール・ザファーが実は自分の婚外子だと知った国王は彼を皇太子として迎えると同時にニローリの女性と結婚させて王位を譲ろうと画策した。その結婚相手にナタリアを選んだと国王は彼女に告げたのだ。祖国を愛する彼女こそ未来の王妃にふさわしい、と。愛なき結婚を承諾したナタリアは、経営するスパを売却するためヴェネチアを訪れた。そこで見かけた長身の男性に心惹かれてしまったのは、どんな運命のめぐり合わせだったのだろうか。


婚約者がいる身でありながらも、惹かれてしまった男性。あまりの引きの強さに、ついわが身を投げ出してしまったナタリア。実はその相手は(ハーレクインらしい偶然の)婚約者その人で、見事なまでに「軽い女」のレッテルを張られてしまいます。
おまけにそのときに避妊していたにもかかわらず妊娠してしまったことで、子供の父親まで疑われるナタリア。

ニローリ王国の後継者を巡るシリーズの最終作は、人気作家ペニー・ジョーダンで締めくくられます。
ペニー・ジョーダンはからめての設定が得意ですが、本作もしかり。王道ながらも現代的な自分のビジネスを持ち、その仕事を捨てなくてはならない悲しみと、それと引き換えにしても手に入れる役割をまっとうしようとする真摯な主人公ナタリアが素敵なだけに、誤解されまくりなのがぐさっときます。


★★★

新書: 184ページ
出版社: ハーレクイン (2008/11)
ISBN-10: 4596742286
ISBN-13: 978-4596742285
発売日: 2008/11
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2009年05月30日

【HNR-1】王家の扉/ペニー・ジョーダン、キャロル・マリネッリ

HNR-1.jpg王家の扉 (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)

<あらすじ>
『偽りの仮面』ペニー・ジョーダン
―出会った瞬間、マルコはエミリーに惹かれた―心ではなく、体で。愛は不要。ただ求める女性とベッドをともにするのが彼のルールだ。エミリーもそれを受け入れ、彼と暮らし始めた。三年たった今、エミリーは彼への思いを胸に秘め、マルコは…彼女が夢にも思わないほど大きな秘密を抱えていた。

『初めてのルージュ』キャロル・マリネッリ
―ニローリを訪れたコンタリーニ王国のベニート王子の世話をするため宮殿のメイドの中から選ばれたアリサ。王子が滞在するヴィラのバスルームを片づけていたとき、ガールフレンドが残していった口紅を見つけ手に取った。アリサは鏡に向かい、口紅を唇に…。それをベニートが見ていた。


ニローリ王国の後継者とその血縁の人物たちをめぐる者たちが登場するシリーズ「ニローリ・ルールズ」の第1作。

ニローリ王国の後継者になるのには条件があって、その条件がいろいろと障害になり、自分たちの運命を決めるために迷うというのが大筋になっています。

ちなみにその王家の家訓として毎回冒頭に記されているのは以下の内容。

家訓その1:君主たる者は、モラルの指導者でなくてはならない。王族としての信用をなくすようなふるまいをした者は、王位継承権の候補者から除外される。
家訓その2:君主の承認なくしては、いかなる者も婚姻により王族に名を連ねることはできない。承認なき婚姻をした者は、王族の地位と特権を剥奪される。
家訓その3:ニローリ国を危機にさらす可能性がある婚姻は、いかなるものでも認められない。
家訓その4:離婚歴を持つ人物とニローリ国の君主との婚姻は認められない。
家訓その5:ニローリ王室内の血族関係のある者同士の婚姻は禁じられている。
家訓その6:たとえ親元で普通に育てられていても、君主は王族の教育について命令を下す。
家訓その7:君主の承認および同意がなければ、王族は支払い能力を超える負債を負うことはできない。
家訓その8:君主の承認および同意がなければ、王族は遺産を相続すること、また寄付はできない。
家訓その9:ニローリ国の君主は王国のために人生を捧げなくてはならない。たとえ君主としてふさわしくない人物でも。
家訓その10: 王族はニローリ国もしくは君主が認めた国に居住しなくてはならない。しかしながら、君主はニローリ国に居住しなくてはならない。

『偽りの仮面』は人気作家ペニー・ジョーダンの作品。ペニー・ジョーダンは全11作続く大シリーズを書いているハーレクインの大物作家ですが、本シリーズのような複数作家のコラボシリーズにも登場するんですね。

本作で問題になるのは、「家訓その4:離婚歴を持つ人物とニローリ国の君主との婚姻は認められない」。ヒロインのエミリーはバツ1。身分を明かさないまま3年も同棲していたけれども、彼の両親の他界により王位継承者としての責任を求められたマルコは、彼女の下を去っていく。

彼女の離婚歴というのはかなりせつない話で、そんなつらい思いをして結婚に対して欲は持っていないものの、これまた自分の力ではどうしようもないことで傷つけられるヒロインがせつないです。


『初めてのルージュ』はショートストーリー。
王子様のメイドとしたら見染められるというパターンなのですが、妹を自分の娘と偽って暮らすほど困窮するヒロインというのは新しい設定ですね。短いお話なのに、彼女がまるで「星の金貨」という童話のように自分のものを分け与える姿が描かれています。

ニローリ王国シリーズ、これは早々にコンプリートできるかな。
そんなに多くないシリーズなのに、既存のものではなく、新規ジャンルをつけるというのが増えていますね。そのほうが日本ではまとめやすいから?

★★★

第2作【HNR-2】ドクターはプリンス/メラニー・ミルバーンの内容を読む




新書: 238ページ
出版社: ハーレクイン (2008/04)
ISBN-10: 4596742219
ISBN-13: 978-4596742216
発売日: 2008/04
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2009年03月24日

【HNR-2】ドクターはプリンス/メラニー・ミルバーン

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ドクターはプリンス (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)

<あらすじ>
看護師のアメーリアは近道をするため、隣家の裏庭のフェンスを乗り越えようとしていばらの枝にスカートをひっかけ、身動きがとれなくなった。それを見つけたのが隣家に越してきたばかりのアレックスだった。アメーリアは彼の目の前でフェンスから落ち、たくましい彼の腕に抱きとめられた。最悪の恥ずかしい対面のあと、アメーリアは彼が国王の手術のためニローリに招かれた心臓外科医で、アメーリアの勤務する病院でも働くと知る。男性にはかかわるまいと決めたのに、アメーリアの心は揺れた。


ニローリ国の王位継承者をめぐるシリーズの第2作。
今回は、死んだと思われていた王子が実はほかの子供の遺体と取り違えられ、こっそりと養子に出されていたという展開です。王子であるドクターが恋に落ちたのは、あろうことか彼を誘拐した張本人の娘。そんな事情を全く知らないまま出会った二人は、次第にさまざまな真実を知るうちにお互いの間に壁を築いてしまいます。
しかし、一旦燃え上がった恋は、そう簡単には消えません。

どれだけ相手そのものを愛せるのか? が今回のテーマになっています。
肩書や親のこと、育ちではなく、その人自身を愛しているのか?
かなりドラマチックな展開でハマりますよ。

★★★★



新書: 207ページ
出版社: ハーレクイン (2008/05)
ISBN-10: 4596742227
ISBN-13: 978-4596742223
発売日: 2008/05

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<アップ済みの「ドクター」「医者」が登場する作品>
【D-1151】ドクターの週末/ミーガン・マキニー
http://romance-complete.seesaa.net/article/115494932.html
【T-499】秘密のセラピー/ジル・シャルヴィス
http://romance-complete.seesaa.net/article/114015258.html

2009年03月23日

【HNR-5】冷たいプリンス/スーザン・スティーヴンス

HNR-5.jpg冷たいプリンス (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)

<あらすじ>
キャリーは今、おなかに小さな命を宿していた。だがその子の父親ニコ・フィエレッツァはまだそれを知らない。ニコはニローリの王子でありながら王族の特権に頼ることなく、実力で建築家としてロンドンで成功している。ニコの秘書だったキャリーはひそかに思いを寄せていた彼に誘われ、熱い夜を過ごした。ところが翌朝の彼は別人のようによそよそしく、一夜限りの関係だったと悟り、キャリーは彼の前から消えた。それでも、子どもができたことは直接会って伝えなくては。ニコがどう受けとめるか、不安を抱えながらもキャリーは旅立った。王位継承をめぐってニローリに呼び戻された彼を追って。

ニローリ王国という小国の後継者をめぐるストーリーだけで構成される新しいジャンル「ハーレクイン・ニローリ・ルールズ」。この作品は5作目で、まだ続いているようです。

今回の後継者候補は、建築設計事務所を経営するニコ。彼は秘書だったキャリーと一夜限りの関係をもつが、キャリーがその後会社を辞めてしまったため疎遠になってしまいます。そんな彼女が再び彼に会おうとするのは、彼の子供を妊娠したことを告げるため。しかし彼は、過去に病気をしたことにより子供が作れない体になったと思っているため、その妊娠を認めようとしません。初めての相手に否定されたうえ、他の男との子供だとほのめかされますが、キャリーはなんとか信じてもらおうと頑張ります。しかし、彼にはお妃候補まで登場して・・・

彼が子供を自分の子だと認めても、愛がなければ結婚できないと突っぱねるヒロイン。この展開、ハーレクインでは定番ですね。どうやら仕事ができる男がたくさん登場するせいか、彼らは仕事の交渉のように、愛情も扱ってしまうというのがパターンのようです。


★★★



新書: 184ページ
出版社: ハーレクイン (2008/08)
ISBN-10: 4596742251
ISBN-13: 978-4596742254
発売日: 2008/08

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